西鉄天神大牟田線二日市駅からは天神まで特急で15分。
西鉄太宰府線も乗り入れており、西口・東口からは各方面行きのバスが出ています。
JR鹿児島本線二日市駅は博多駅まで快速で約15分。両駅は徒歩約12分という近さです。
二日市の名の由来は鎌倉時代に興った市からきています。
JR二日市駅と西鉄二日市駅をつなぐラインには「二日市中央通り商店街」があり、70余りの店舗が軒を並べています。今も毎月二日に市が立ち、その日は歩行者天国となって農産物などの出店が出て賑わいます。
商店街に趣を与えているのは昔ながらの老舗。庭が美しい「谷呉服店」、九州らしい甘口の醤油や味噌を製造販売している「ゑびす醤油」、1673年（延宝元年）創業という福岡県で最も古い歴史を誇る「大賀酒造」など、味わいのある店舗が勢揃いで見て回るだけで退屈しません。
通りの中央付近にある地域活性化の拠点「ほっと二日市」は誰でも出入り自由。子どもたちの居場所づくりにも貢献し、生き生きとした町づくりに取り組んでいます。中でも「ボタンのながたや」2階の「キッズシップ」は面白おかしなおもちゃの展示販売や、ものづくり体験のワークショップで人気です。
二日市が誇るのはなんといっても奈良時代からある温泉！JR二日市駅から南西へ約500mに位置する湯町へ入ると柳の並木が温泉街に情緒を与えています。格調高い「大丸別荘」などの旅館のほかに2軒の共同浴場があって気軽に利用できるのもうれしい限り。その一つ「博多湯」は1860年（万延元年）の創業。どっしりとした木造3階建ての建物が存在感を出し、お湯はぜいたくにもかけ流し。もう一軒の「御前湯」はかつては黒田藩の殿様専用の温泉で一般に開放されたのは明治になってから。
ショッピングは西鉄二日市駅に隣接して「イオン二日市店」があり、通勤帰りにも寄れて何かと便利。贈答品や、ちょっといいものがほしいときには天神や博多にわざわざ行かなくても「岩田屋二日市サロン」で用を足せます。
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