支出の中で食費の占める割合、我が家は多いの?少ないの?

毎月使うお金の中で、食費はどれぐらいの割合を目安にすればいいかご存知でしょうか?世帯人数別に、支出に対する食費割合の平均値を調べてみました。また、平均値より高い場合の原因と対策をご紹介します。

支出に占める食費の割合を調べてみよう

「支出全体の中の食費の割合」には、「エンゲル係数」という名前がついており、以下の式で簡単に計算することができます。

エンゲル係数(%)=食費÷総支出×100

1ヶ月間の支出全体の金額・食費に使った金額の2つを把握して、エンゲル係数を計算してみましょう。エンゲル係数を計算して平均値と比べれば、食費を使いすぎているかどうかを見極めることができます。

総務省が発表している家計調査によると、世帯人数別のエンゲル係数の平均値は以下の通りです。

<1人世帯の場合>
単身世帯の平均エンゲル係数は、25.1%です。(消費支出合計:158,911円、食費合計:39,808円)
学生さんや社会人の一人暮らし、シニアの一人暮らしなどが含まれます。

<2人世帯の場合>
2人世帯の平均エンゲル係数は、25.7%です。(消費支出合計251,440円:、食費合計:64,502円)
新婚家庭や、子どもが独立した後の夫婦はこちらに含まれます。

<4人世帯の場合>
4人世帯の平均エンゲル係数は、25.7%です。(消費支出合計314,599円:、食費合計:80,704円)
子育てファミリーが多い世帯です。

(2016年 総務省家計調査調べ)

このように世帯人数別で見ると、どれもエンゲル係数は25%程度で変わりません。5人以上になってくるとじわじわとエンゲル係数が上がる傾向がありますが、だいたいどのご家庭でも25%から26%を目安とすれば間違いないでしょう。

平均より割合が高い場合の原因は?

エンゲル係数を計算してみたら、うちは平均よりずいぶん高い・・・!そんな場合、日々の食生活が以下のような状態になっていないでしょうか?

<コンビ二やスーパーで弁当や惣菜を購入する>
一人暮らしの場合、出来合いのお弁当やお惣菜を購入して済ますことも。そうすると、どうしても食費が高くなってしまいます。1人世帯での、食費のうち調理食品が占める割合は16%。平均値の14%より多少高くなっています。

<外食が多い>
外食をよくする場合もエンゲル係数が高くなります。独身で忙しく働いていると特に、外食に頼ってしまいますね。1人世帯での、食費のうち外食が占める割合は28%。年齢別に見ると、世帯主が29歳以下の世帯では45%で、平均の19%を大きく上回ります。

<食材へのこだわりが強い>
無農薬野菜を使いたい、お米は超高級ブランドに限る、お取り寄せが大好きなど、食材へのこだわりが強い場合も、エンゲル係数が高くなりがちです。外食はあまりしないのに平均よりエンゲル係数が高い場合は、このあたりもチェックしてみましょう。

食費の割合を下げる工夫は?

それではエンゲル係数を下げるにはどのような工夫をすればよいのでしょうか。

<自炊する>
外食が多い・惣菜や弁当をよく買うという場合、自炊の回数を増やすことが何よりも効果があります。

とはいえ、最初から毎食自炊に切り替えるのはハードです。「ご飯だけは自分で炊く」「週に2回はお昼におにぎりを持っていく」など、段階を踏んで自炊の範囲を増やしていくと、徐々にエンゲル係数が下がってきます。

<安い食材から献立を考える>
献立を決めてからスーパーに行くと、どうしても割高な食材を購入してしまいがち。その日安く売られている食材をチェックして、その食材を使ったメニューを作るようにすると食費を減らすことができます。

<食材を使い切る>
購入した食材は工夫して使い切りましょう。冷蔵庫に入っている食材を忘れて、つい同じものを複数買って余らせてしまうことが多い場合、家にあるストックをメモしてから買い物に行きましょう。スマホで冷蔵庫内の写真を撮っておくのもおすすめです。

食費は、日々コントロールできる支出。外食で払う金額のうちほとんどは食事そのものではなく人件費なんだそう。そう考えると「今日は帰って自炊しようかな」と思えそうです。無理なく、工夫して楽しみながら無駄な部分を節約できるといいですね。

 

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