保育園・幼稚園の補助金と申請方法について知ろう

保育園や幼稚園への入園を考える際、やっぱり気になるのは「どれぐらい費用がかかるの?」という点。今まで払っていなかったお金が必要になるのですから、大丈夫かな?と思うのも当然です。そんなときに心強いのが、自治体から払われる補助金や奨励金。意外とわかりにくい、保育園や幼稚園の補助金について解説します。

幼稚園・保育園の補助金制度とは?

幼稚園・保育園の補助金制度は、通わせる保護者の負担を軽減するために支払われるお金です。

補助金の一部は地方自治体の予算から出ていますので、自分の住んでいる自治体によって、制度や金額が異なってきます。そのため「自分の住んでいる町ではどうなっているのか」を知っておくことが必要となります。

また、どの自治体でも、

・幼稚園なのか、保育園なのか、認定こども園なのか
・公立(認可)なのか、私立(認可外・無認可)なのか

といった条件で、補助金の有無や種類、金額などが変わってきます。

福岡市の補助金制度はどうなっている?

では、福岡市の補助金制度はどうなっているのでしょうか?

<私立幼稚園に通わせる場合>
「私立幼稚園就園奨励費」という補助金制度があります。「私立幼稚園就園奨励費」は、国が主導している事業のため、だいたいどこの自治体でも制度の概要は変わりません。ところが、支給金額は自治体によって変わる場合があります。国が定めた支給金額にプラスして、自治体の予算から補助金を付加することがあるからです。

福岡市の「私立幼稚園就園奨励費」については、後ほど詳しくご説明します。

<市立幼稚園・認可保育園に通わせる場合>
補助金制度はありません。

<認可外保育園を利用する場合>
本来は認可保育園に通わせたいのに、定員オーバーでやむを得ず認可外保育園を利用する場合には「待機児童支援事業補助金」という補助金制度があります。世帯の所得に応じて、月額5,000円~25,000円が支給されます。

公立幼稚園や認可保育園に補助金がないのは一見、不公平なようですが、「私立幼稚園就園奨励費」や「待機児童支援事業補助金」があることによって、どの施設に通う場合でもおおよそ所得による月額費用が同じぐらいになるよう考えられています。そのため一概に不公平とはいえません。

「私立幼稚園就園奨励費」について、もっと詳しく

(以下は平成29年度の実績を元に記載しています。最新の情報は必ず、幼稚園または福岡市に問い合わせください。)

<対象となるのは?>
「私立幼稚園就園奨励費」の対象となるのは、満3歳児~5歳児の子どもで、子および保護者の住民登録が福岡市にあり、県に登録された私立幼稚園に通っている場合です。

幼稚園が福岡市内にあっても、住民登録が福岡市になければ対象となりませんので注意が必要です。

<金額は?>
「私立幼稚園就園奨励費」の金額は、

・当該年度の市民税課税額
・小学3年生以下の兄姉が何人いるか

によって変わってきます。

共働きの場合は、世帯全体の市民税課税額を合計した額で計算されます。また、小学4年生以上の兄姉がいても、金額計算時の兄弟の人数には含まれません。

実際の金額は、幼稚園や福岡市ホームページ等でご確認ください。

<手続きの流れ>
「私立幼稚園就園奨励費」は、保護者が幼稚園に必要書類を提出し、幼稚園がまとめて福岡市に申請を行います。奨励費は幼稚園へ一括で交付され,その後、幼稚園が保護者に対して,保育料の減免を行います。

つまり、奨励費は保護者の口座等に直接振り込まれるわけではありません。保育料からあらかじめ引かれる形で支給されるのです。

<問い合わせ先は?>
このように「私立幼稚園就園奨励費」は、幼稚園が取りまとめて、市町村に手続きします。そのため、まずよくわからないことがあったら、通う予定の幼稚園に問い合わせてみるのがベストです。

まだ通う園が決まっていない場合、福岡市こども未来局こども部総務企画課に問い合わせてみるのがよいでしょう。

少しわかりにくいところもある、保育園や幼稚園の補助金制度。自分の住む町ではどうなっているのか、しっかり理解した上で保育園や幼稚園選びにのぞみたいですね。

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